先週末公開された、満島ひかり主演の『夏の終り』を鑑賞して来たんですが、『夏の終り』を夏の終わりに観るならここ以外にない!!と、念願だった有楽町スバル座に初めて行って参りました。
”夏の終わり感”は特にありませんね。
ただ自分が行きたかっただけでございます。
JR有楽町駅のすぐ目の前。1946年(昭和21)に開館した老舗の映画館でございます。
1953年(昭和28)に火事で建物が消失してしまい、今の建物は新しいものです。
劇場内はこんな感じ。
8年前にリニューアルされたそうで、全席ふかふかのイスで、内装も凄く綺麗。
ただ、場内アナウンスだけは昔のままで、昭和41年当時のテープだそうです。
昭和にタイムスリップした感覚で『夏の終り』を鑑賞出来て、嬉しさ倍増。
有楽町スバル座だけでなく、有楽町・銀座一帯は本当に映画館が多くて、どの映画館も歴史が古く、ラインナップにクセがありますね。
ざっと数えて10劇場。
地図に載ってないものもあるので、全部含めると相当な数になるかと。
簡単に説明していくと、
A:TOHOシネマズ日劇
TOHOシネマズ系で一番大きく、千人入れる劇場があります。
B:TOHOシネマズ有楽座
TOHO系で唯一の単館。『有楽座』としての歴史は1935年から。
C:TOHOシネマズシャンテ
ミニシアター系作品が主で、芸術度高めの作品が多いです。
『トゥ・ザ・ワンダー』はここで観ました。
D:銀座シネパトス
今年の3月に閉館してしまいました。悲しい。
E:丸の内ルーブル
TOHOシネマズ日劇の目の前。大作系のラインナップ。まだ行ったことありません。
F:シネスイッチ銀座
女優の片桐はいりさんが7年間アルバイトしていた映画館
G:ヒューマントラストシネマ有楽町
テアトル系の劇場。ミニシアターです。毎度お世話になっております。
近場で、同じ系列のテアトル銀座があったんですが、今年の5月に閉館してしまいました。悲しい。
H:丸の内ピカデリー
通称”丸ピカ”。松竹系の映画館です。まだ行ったことありません。
I:有楽町スバル座
由緒正しい映画館。自由席なので、開映の結構前から並びます。
H:角川シネマ有楽町
ビックカメラの上にある映画館。系列が新宿にもあります。
この他にも、スカラ座、みゆき座、丸の内TOEIなんてのもありまして、全部の劇場がラインナップで差別化されていますから、映画ファンとしては嬉しい限りです。
因に、丸の内TOEIでは、ちびっ子映画に紛れて壇蜜さんの映画が上映されてました。R18+です。
『夏の終り』を観た後、『マジック・マイク』を観るため、片桐はいりさんがアルバイトをしていたと噂のシネスイッチ銀座へハシゴ。
ここで働いていたのかと考えると、なんだか胸がどきどき、しませんでした。
『マジック・マイク』観賞後、すっかり空は暗くなり、銀座の街は辺り一面ネオンできらびやかに。
気分はすっかりチャニング・テイタム。
素晴らしい映画の余韻と合わせて、駅に向かう道がなんだかうきうきでございましたとさ。
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