2013年12月31日火曜日

2013年に観た新作映画全ランキング




2013年も間もなく終わり。
今年も沢山の映画に出会いました。

今年は劇場にて合計112本の映画を鑑賞。
その中から名画座やリバイバル上映を抜くと、94本が新作映画となります。
目標の100本には届かず。やむなし。

そんな94本の中から、先日はトップ10とワースト5を付けた訳ですが、もれた中にも大好きな作品は沢山ある訳で。

と言うことで、今年の映画的総決算として、94本全てをランキングにしてみました。

並べてみると、悩みどころが多過ぎる。
特に40位以下はほぼその時の気分で上がったり下がったりします。
ただ並べて眺めてると、自分でも意外な作品が上に来てたりして発見もありましたね。

それでは、この一年の総決算。
わっしょーい!!







1.横道世之介
2.そして父になる
3.ゼロ・グラビティ(IMAX3D)
4.凶悪
5.クロニクル(3D)
6.世界にひとつのプレイブック
7.シュガーマン 奇跡に愛された男
8.もらとりあむタマ子
9.風立ちぬ
10.プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命


・めくるめく、キネマの思ひ出/2013年新作映画トップ10




11.キャプテン・フィリップス
12.エンド・オブ・ウォッチ
13.ばしゃ馬さんとビッグマウス
14.マジック・マイク
15.ゼロ・ダークサーティ

ここら辺はもう全てベスト級に好きですね。
『キャプテン・フィリップス』は間違いなく傑作です。『ゼロ・グラビティ』の影に隠れてしまったのが本当に勿体ない。『ばしゃ馬さん〜』は自分でも意外な程に高順位で驚きました。
『マジック・マイク』はショーだけで100点です。



・めくるめく、キネマの思ひ出/キャプテン・フィリップス
・めくるめく、キネマの思ひ出/ばしゃ馬さんとビッグマウス
・めくるめく、キネマの思ひ出/ゼロ・ダークサーティ



16.ジャンゴ 繋がれざる者
17.ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日間(3D)
18.アイアンマン3(IMAX3D)
19.劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語
20.地獄でなぜ悪い

『まどマギ』はですよ、『まどマギ』。アニメ弱者な自分ですけど、これはハマりました。結局3回観ちゃいました。ありゃりゃ。
『アイアンマン3』の空中での救出シーン、スーツ大集合のシーンは今年最もアガッたシーンの一つです。最高。星野源の『地獄でなぜ悪い』は今年のベスト主題歌です。




・めくるめく、キネマの思ひ出/劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語
・めくるめく、キネマの思ひ出/地獄でなぜ悪い




21.スタートレック イントゥ・ダークネス(IMAX3D)
22.パシフィック・リム(IMAX3D)
23.舟を編む
24.きっと、うまくいく
25.Ted

『スタートレック イントゥ・ダークネス』はそのサービス精神に感謝。『パシリム』はみんな好きだからこの順位。『舟を編む』はオープニングタイトルの『ドライヴ』オマージュで親指。『きっと、うまくいく』はラストの青空が忘れられない。『Ted』は笑った笑った!!




・めくるめく、キネマの思ひ出/スター・トレック イントゥ・ダークネスIMAX3D)
・めくるめく、キネマの思ひ出/パシフィック・リムIMAX3D)
・めくるめく、キネマの思ひ出/パシフィック・リム(吹き替え)




26.かぐや姫の物語
27.死霊館
28.悪の法則
29.スプリング・ブレイカーズ
30.シュガーラッシュ

線に命が宿ってました、『かぐや姫の物語』
『死霊館』は今年一のホラー、なのになんだか温かい気持ちに。エンドクレジットがめちゃ怖い。『悪の法則』はキャメロン・ディアスで100点。『スプリング・ブレイカーズ』はジェームズ・フランコの拳銃舐め舐めで100点。『シュガーラッシュ』はディズニーのプリンセスストーリーに向かって行くラストが100点。




・めくるめく、キネマの思ひ出/かぐや姫の物語
・めくるめく、キネマの思ひ出/悪の法則
・めくるめく、キネマの思ひ出/スプリング・ブレカーズ




31.真夏の方程式
32.ホワイトハウス・ダウン
33.カノジョは嘘を愛しすぎてる
34.ハッシュパピー バスタブ島の少女
35.麦子さんと

ドラマ発の映画で正直ナメてましたけど、『真夏の方程式』凄い面白かったですよ。オープニングがとにかくかっこいい。
『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は完全に今の気分です。歌がいいんですよこの映画。これで十分余韻に浸れます。今、浸ってる最中です。




・めくるめく、キネマの思ひ出/真夏の方程式
・めくるめく、キネマの思ひ出/カノジョは嘘を愛しすぎてる




36.ムーンライズ・キングダム
37.モンスターズ・ユニバーシティ(3D)
38.リンカーン
39.マン・オブ・スティール(IMAX3D)
40.ウォールフラワー

『ムーンライズ・キングダム』は見返したら間違いなくもっと上位に来るでしょう。観たのが結構前で印象が。
『マン・オブ・スティール』は賛否あるみたいですが、私は断然擁護派です。






・めくるめく、キネマの思ひ出/モンスターズ・ユニバーシティ(3D)

・めくるめく、キネマの思ひ出/マン・オブ・スティール(IMAX3D




41.ローン・レンジャー
42.ジ、エクストーム、スキヤキ
43.ザ・マスター
44.L.Aギャング・ストーリー
45.ムード・インディゴ うたかたの日々
46.フライト
47.HK 変態仮面
48.ラスト・スタンド
49.キャリー
50.華麗なるギャツビー






『ローン・レンジャー』はとにかくラスト!!ウィリアム・テル序曲でアガる!!
『ザ・マスター』は正直まだ自分の中で消化しきれて無いです。観た時のインパクトでこの順位。
『華麗なるギャツビー』はパーティーのバカさ加減で大満足。監督のバズ・ラーマンがカメラで頭を打って撮影が中断したってエピソードもバカっぽくていい。



・めくるめく、キネマの思ひ出/ローン・レンジャー
・めくるめく、キネマの思ひ出/ジ、エクストリーム、スキヤキ
・めくるめく、キネマの思ひ出/キャリー(2013年版)




51.欲望のバージニア
52.ワールド・ウォーZ(3D)
53.ローマでアモーレ
54.グランド・イリュージョン
55.エリジウム(IMAX)
56.マラヴィータ
57.47RONIN(吹き替え2D)
58.ウルヴァリン:SAMURAI(3D)
59.ストラッター
60.サイド・エフェクト




『ワールド・ウォーZ』はブラピのペプシですね。
『グランド・イリュージョン』は納得出来ない箇所は多いんですけど、マイケル・ケインとモーガン・フリーマンの共演が『ダークナイト』シリーズみたいで。メラニー・ロランも綺麗だった。
『47RONIN』『ウルヴァリン:SAMURAI』は、真田広之が活躍してるかしてないかでの順位です。『47RONIN』は吹き替えに限っての順位です。



61.アンナ・カレーニナ
62.ビル・カニンガム&ニューヨーク
63.G.Iジョー バック2リベンジ(IMAX3D)
64.藁の盾
65.ジャッキー・コーガン
66.ハンガー・ゲーム2
67.トランス
68.タイピスト
69.ハングオーバー!!!最後の反省会
70.クロユリ団地





ここら辺からネガティブな印象の方が多いです。
『ジャッキー・コーガン』はなぁ、『悪の法則』の後に観てたらもっと楽しめてたかも。
ただ、「あの時の俺のナニは人を殺せるぐらいに固かった」と、「ファッキンペイミー」の台詞は忘れる事は無いでしょう。


71.夏の終り
72.僕が星になる前に
73.リアル 完全なる首長竜の日
74.モネ・ゲーム
75.ブリングリング
76.バレット
77.トゥ・ザ・ワンダー
78.プレーンズ(吹き替え2D)
79.ウォーキングwithダイナソー(吹き替え2D)
80.黒いスーツを着た男





ここら辺はもう気分です。
なんだろう、一番フラットな作品達です。
『トゥ・ザ・ワンダー』に関しては、まだ自分にはですね。自分にはテレンス・マリックはまだ早いです。ただ映像は息を飲む美しさ。



81.箱入り息子の恋
82.天使の分け前
83.アフター・アース(吹き替え)
84.探偵はBARにいるススキノ大交差点
85.プラチナ・データ
86.清須会議
87.オブリビオン(IMAX)
88.アンコール!!
89.スティーブ・ジョブズ






ネガティブが完全に勝ってます。
『天使の分け前』『オブリビオン』はオチが嫌いです。『アンコール!!』はお話が一本調子過ぎる。『スティーブ・ジョブズ』は役者さん達と美術以外全てダメです。




90.R100
91.スマイル、アゲイン
92.人類資金
93.ガッチャマン
94.謝罪の王様


・めくるめく、キネマの思ひ出/2013年新作映画ワースト5



以上、全94本。
いやー、どれも思い出深いですねぇ、2013年。
40位以上は個人的にどれも大好きな作品ばかりです。ほとんど複数回観てますね。

今年も沢山観ました。
来年も沢山観たいと思います。

今のところ楽しみなのは、『マイティ・ソー ダーク・ワールド』『ラッシュ/プライドと友情』『アメリカン・ハッスル』ですね。

あー、早く観たい。



今年もたくさん観ました


2013年12月29日日曜日

デイン・デハーン総選挙2013結果発表




デハーン元年を締めくくるお祭り、『デイン・デハーン総選挙2013』

Twitter上にてコバヤシさんが主催していた実に愉快なお祭りでした。

そしてクリスマスも終わった26日の締め切りを終え、遂に結果発表となりましたので、こちらにも載せたいと思います。

結果はこちら!!




『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』ジェイソン(33票)

こっちかー!!
似た役柄なんで、映画としての評価が高い『クロニクル』が優勢だと思い込んでたので個人的には意外な結果。
ただ、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』は公開日が先なので、”出会った時”のインパクトがデカかったのかと。

私も『プレイス〜』に投票したので、この思いを沢山の人と共有出来て実に嬉しいです。


その他の結果は、

『デイン・デハーン総選挙2013』集計結果
1.『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』ジェイソン(33票)
2.『クロニクル』アンドリュー(26票)
3.『欲望のバージニア』クリケット(12票)
4.『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』トリップ(5票)
5.『リンカーン』軍人2(2票)


並べると、濃いです。 
一年かけてまんべんなくデハーンです。

ただ、どの作品もまだそれほど公開館数が多く無いですね。
全国公開は『リンカーン』ぐらい。
彼、まだ伸びしろありますよ。

そして遂に、来年全国公開される『アメイジング・スパイダーマン2』にデイン・デハーン登場です。
日本中の人々にこの存在が気付かれてしまいます。

でも自慢してやりましょう。
自分は彼の元年を知ってるんだと。


コバヤシさん。
集計お疲れさまでした。
そして楽しいお祭りをありがとう!!

では最後に、『アメイジング・スパイダーマン2』の予告を。






2013年12月28日土曜日

2013年新作映画ランキング ワースト5




世の中、”最高”があれば”最低”もあるもの。

映画選びで一番注意すべき点、それは地雷を踏まないように気をつけること。
奴らは我々から、無慈悲に時間とお金をぶん取っていき、残ったものは苦い思い出だけ。

今年も沢山の映画を観ました。
その中には、注意はしているつもりでも、悲しいかな何本かの地雷もございます。
思い出すだけで悲しさと後悔が襲ってくる作品達。

てな訳で、2013年新作映画、私のワースト5です。



5位.『R100』




ディテールを取り出せば好きな所も無くは無い。
だがしかし、それを全てぶち壊す浅はかなSM感と言い訳メタ構造。
それをやられたら笑えるもの笑えないよ。


・めくるめく、キネマの思ひ出/『R100


『R100』
2013/日本 上映時間100分
監督・脚本:松本人志
編集:本田吉孝
撮影:田中一成

キャスト:大森南朋
大地真央
寺島しのぶ
片桐はいり
冨永愛 他



4位.『スマイル、アゲイン』




試写で観たのであまり大きな事は言えないんですが、これをお金払って観たと考えたらゾッとしますね。
記号的な表現をただ並べただけの陳腐極まりない映画。
息子を連れ出しての練習でタイミングを図ったように雨が降ってきた時はめまいがしました。


・めくるめく、キネマの思ひ出/『スマイル、アゲイン


『Playing for keeps』
2012/米 上映時間105分
監督:ガブリエル・ムッチーノ
脚本:ロビー・フォックス
撮影:ピーター・メンジース・Jr
音楽:アンドレア・グレア

キャスト:ジェラルド・バトラー
ジェシカ・ビール
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ユマ・サーマン 他







3位.『人類資金』




このお題目の映画を今の日本で公開する意義はあると思います。
その心意気も買います。

ただ、余りにもクオリティが低過ぎる。

テーマ、設定、役者、全てが作り手の手に余ってます。
スケールはデカいけど中身はスカスカ。
教科書を丸暗記したような説明的な台詞で血の通ったキャラクターに全く見えない。
それを全編誰かしらが喋ってるから眠くなる。

とにかく酷いです。

ラストの長回しは観ているこっちが恥ずかしかった。
広い部屋で引いたカメラ。その中で動くビンセント・ギャロ。予測のつかない動きに何とか合わせるカメラ。ためすぎなギャロ。眉間にしわを寄せて見切れる香取慎吾。
もう止めてあげてー!!

森山未來の演技に免じてワースト3位



『人類資金』
2013/日本 上映時間140分
監督:阪本順治
脚本:福井晴敏
阪本順治
キャスト:佐藤浩市
香取慎吾
森山未來 他



2位.『ガッチャマン』




興行的にもコケたみたいだし、既に色んな人の槍玉に上がっているのでもう言う事もないんですけど、あまりにも酷すぎますよ。
そもそもの事を言いますけど、なぜこれがヒットすると思った。
小一時間問いつめたいですね。


・めくるめく、キネマの思ひ出/『ガッチャマン


『ガッチャマン』
2013/日本 上映時間113分
監督:佐藤東弥
脚本:渡辺雄介

キャスト:松坂桃李
綾野剛
剛力彩芽
濱田龍臣
鈴木亮平 他





1位.『謝罪の王様』




自分史上最低のエンドロールを見せられました。
なぜ映画と全く関係の無いPVを見なければならないのか。
怒りすら込み上げてきます。
愚行です。
映画舐めるな。

そもそもとして、映画自体も全く笑えませんでしたし、劇場でも笑い声は上がってませんでした。
それなのに、映画が終わるとそこかしこで「面白かったねぇ」「よかったねぇ」と言った声が。
え?あなた達は笑いを押し殺していたの?
それとも何かい、阿部サダヲが出て来たらそれだけで面白いのかい?


・めくるめく、キネマの思ひ出/『謝罪の王様


『謝罪の王様』
2013/日本 上映時間128分
監督:水田伸生
脚本:宮藤官九郎
撮影:中山光一
編集:平澤政吾

キャスト:阿部サダヲ
井上真央
竹野内豊




1位.謝罪の王様
2位.ガッチャマン
3位.人類資金
4位.スマイル、アゲイン
5位.R100



5位〜2位はまだ可愛げあっても、『謝罪の王様』はちょっと許せませんね。
そこそこヒットもしてるみたいですし、これはいかんぞ。


2013年12月27日金曜日

2013年新作映画ランキング TOP10




クリスマスも過ぎて、もうすぐ2013年も終わり。
今年も年間ランキングを付ける季節になりました。

今年は12月26日時点で、劇場にて110本の映画を鑑賞。
その中から、名画座やリバイバル上映で観たものを抜いた新作映画94本を対象に、特に大好きな10本を悩みに悩んでランキングを付けました。

映画の出来不出来は関係なく、自分の趣味を全開にしたランキングです。
並べてみると、どれもこれも大好きな、愛する映画ばかり。


それではしばしお付き合いを!
行きまーす!!




10位.『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』




冒頭のファーストカット、ナイフを操るライアン・ゴズリング。
そこからワンカットでバイクまで移動する流れるようなオープニングがまず美しい。

前半の1時間までなら面白いって声を良く聞きますが、それはライアン・ゴズリングのパートが魅力で溢れすぎてるから、比較するとそう感じてしまうだけなはず。
ブラッドリー・クーパーのパート、特にレイ・リオッタに連れられて森に付いて行くシーンの恐ろしさは深く記憶に残ってます。

あと特筆すべきはやっぱりデイン・デハーンですね。
彼の存在に気付けたってだけでかなりポイント高い。
森の間を自転車で駆け抜けるシーンの美しさは素晴らしいものです。



『The Place beyond the pines』
2013/米 上映時間140分
監督:デレク・シアンフランス
脚本:デレク・シアンフランス
ベン・コッチオ 他

キャスト:ライアン・ゴズリング
ブラッドリー・クーパー
エヴァ・メンデス
レイ・リオッタ
デイン・デハーン





9位.『風立ちぬ』


『君の十年を、力を尽くして生きなさい』
この言葉に尽きます。

全力で夢を追いかけた果てが地獄だった。
それはあまりに寄る辺ない最後なんだけど、それでも二郎に”生きねば”と決意させる菜穂子に涙。
全てを包み込む主題歌『ひこうき雲』も素晴らしい。

宮崎監督、お疲れさまでした。


・めくるめく、キネマの思ひ出/『風立ちぬ


風立ちぬ
2013/日本 上映時間126分
監督・脚本・原作:宮崎駿
音楽:久石譲
製作会社:スタジオジブリ
主題歌:荒井由美『ひこうき雲』

キャスト:庵野秀明
瀧本美織
西島秀俊






8位.『もらとりあむタマ子』




大好きな山下監督の新作としても素晴らしいし、何より前田敦子が素晴らしい。

タマ子が一念発起してアイドルを目指す展開には声を出して笑ったし、それがバレてお父さんにフォローされるタマ子は最高の一言。
全てを諦めて神社で団子を貪り食うタマ子、最高。
脚本向井康介さんの台詞が全てピカイチ。

山下、向井、前田のトリオで何本でも観たい。

今年一番気持ちよく笑えた映画でした。


・めくるめく、キネマの思ひ出/『もらとりあむタマ子


『もらとりあむタマ子』
2013/日本 上映時間78分
監督:山下敦弘
脚本:向井康介
美術:安宅紀史
主題歌:星野源『季節』

キャスト:前田敦子
康すおん





7位.『シュガーマン 奇跡に愛された男』




ドキュメンタリーパートはもちろん、間に挿入される横移動の実写とアニメーションの映像も素晴らしかったです。
劇中で流れる曲も映画の進行にがっちり合っている。

恐らくこの映画を観た人は皆、サントラも購入してヘビロテにしたのでは。
私もその一人です。



『Searching for sugar man』
2012/スウェーデン・イギリス 上映時間86分
監督:メリク・ベンジェルール
製作:サイモン・チン
製作総指揮:ジョン・パトセック
音楽:ロドリゲス
編集:マリク・ベンジェルール












6位.『世界にひとつのプレイブック』



全員クレイジーで愛すべき奴ら。
お前達が大好きだ。

デイン・デハーン同様、ジェニファー・ローレンスの魅力に気付けたのも大きいです。

音楽の使い方も本当に気が利いててオシャレ。
キャメロン・クロウはちょっと甘いけど、デビット・O・ラッセルはピリッと辛い。
甘いシーンにハードな曲を。ハードなシーンに甘い曲を。
そして最後はハッピーエンド。

ダンス大会の曲もよかったなぁ。


『Silver linings playbook』
2012/米 上映時間122分
監督・脚本:デビット・O・ラッセル
原作:マシュー・クイック
音楽:ダニー・エルフマン
撮影:マサノブ・タカヤナギ

キャスト:ブラッドリー・クーパー
ジェニファー・ローレンス
ロバート・デ・ニーロ
ジャッキー・ウィーヴァー
クリス・タッカー





5位.『クロニクル』




今年観たSF映画で一番面白かったです。
デイン・デハーンの魅力もスパークしてるし、とにかく3人の主人公を愛おしい程に思い入れて観てました。

上映時間も83分とタイトな語り口、POV形式のルールの中でしっかり映画を完結させる構造、大友イズム満載のクライマックス。
どれも見事で素晴らしい。

今年の最重要作品の一つなのは間違いないです。

一週間限定上映だったのが本当に悔やまれるところ。


・めくるめく、キネマの思ひ出/『クロニクル


『Chronicle』
2013/米 上映時間83分
監督:ジョシュ・トランク
脚本:マックス・ランディス
原案:マックス・ランディス
ジョシュ・トランク
製作:マシュー・ジェンセン

キャスト:デイン・デハーン
アレックス・ラッセル
マイケル・B・ジョーダン




4位.『凶悪』




「じゃあ、ぶっ込んじゃいますか」、「それじゃあ、お酒飲まして殺しちゃうけど・・・」

嫌ですねぇ。
リリーさん、ピエールさん、あんたらホンモノだよ。

未だにぬるたい日本映画が多い中で、手加減抜きで良くやってくれた。
そしてよくヒットした。
日本映画だってやれば出来るし、それを待ってるファンはしっかりいるんです。


・めくるめく、キネマの思ひ出/『凶悪



『凶悪』
2013/日本 上映時間128分 R15+
監督:白石和彌
脚本:高橋泉
白石和彌
音楽:安川午郎
原作:新潮45編集部編『凶悪 -ある死刑囚の告発-』

キャスト:山田孝之
ピエール瀧
リリーフランキー
池脇千鶴





3位.『ゼロ・グラビティ』




間違いなく歴史に名を刻む映画になるでしょう。
生きてる間、こんな映画にリアルタイムで出会えることは本当に幸せなことに他なりません。

公開が12月で本当によかったと思います。
もし上半期辺りで観ていたら、その後観る映画の基準がグンと上がっていたことでしょう。
12月で真打ち登場感もありましたしね。

既に4回観ていますが、吹き替えでもう一度観たいところ。


・めくるめく、キネマの思ひ出/『ゼロ・グラビティ(IMAX3D)


『GRAVITY』
2013/米 上映時間91分
監督:アルフォンソ・キュアロン
脚本:アルフォンソ・キュアロン
ホナス・キュアロン
音楽:スティーヴン・プライス
撮影:エマニュエル・ルベツキ

キャスト:サンドラ・ブロック
ジョージ・クルーニー





2位.『そして父になる』




是枝監督恐るべし。
キャスティング、演技、カメラ、照明、音楽、編集、脚本、衣装、ロケーション、全てが映画を支えている。映画を形作っている。
これが映画だ。

とにかく慶太くんと流星くんに会いたくなって、3回劇場に足を運んでしまいました。
その度に福山雅治に泣かされると言う。

泣ける映画=良い映画ではないですけど、これはちょっと搾り取られましたね。
今年一番涙した映画です。
嗚咽の様な涙を流してしまいました。


・めくるめく、キネマの思ひ出/『そして父になる


『そして父になる』
2013/日本 上映時間120分
監督・脚本:是枝裕和
撮影:瀧本幹也
編集:是枝裕和

キャスト:福山雅治
尾野真千子 他





1位.『横道世之介』




『そして父になる』と悩みましたけど、こっちが1位!!

とにかく全てのシーンが愛おしい。
沢山の方が言われてますが、まるで自分の幸福な思い出を覗いてるようで。
映画を観ていて、頼むから終わらないでくれと心の底から祈りました。
もうずーっと観ていたい。

ただ思い出を懐かしむだけではなくて、現在から世之介を通してあの頃を思い出す構造も、映画が閉じた世界に終わらせず、ちゃんとそれぞれの未来を感じさせる物語になってる辺りも大好きなところ。

祥子さんを見送って走り出した世之介。
流れるアジカンの主題歌。エンドロール。
完璧です。

何度でもアイツらに会いに行きたい。

文句無し、自分の生涯ベスト級で好きな映画になりました。



『横道世之介』
2013/日本 上映時間160分
監督:沖田修一
脚本:前田司郎
原作:吉田修一
音楽:高田漣
主題歌:ASIAN KUNG-FU GENERATION『今を生きて』

キャスト:高良健吾
吉高由里子 他





1位.横道世之介
2位.そして父になる
3位.ゼロ・グラビティ
4位.凶悪
5位.クロニクル
6位.世界にひとつのプレイブック
7位.シュガーマン 奇跡に愛された男
8位.もらとりあむタマ子
9位.風立ちぬ
10位.プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命



今現在のトップ10はこんな感じです。
どれもこれも大好きだ!!愛でる!!愛してる!!

入り損ねた愛すべき次点達は『キャプテン・フィリップス』『ジャンゴ 繋がれざる者』『アイアンマン3』『エンド・オブ・ウォッチ』『マジック・マイク』などなど。
どれもベスト級で好きです。
多分気分で入れ替わると思います。

ランキングって、見るのも付けるのも楽しいなぁ。


2013年12月26日木曜日

カノジョは嘘を愛しすぎてる


『カノジョは嘘を愛しすぎてる』
2013/日本 上映時間117分
監督:小泉徳宏
脚本:吉田智子
音楽プロデューサー:亀田誠治
音楽:岩﨑太整
原作:青木琴美『カノジョは嘘を愛しすぎてる』

キャスト:佐藤健(小笠原秋)
大原櫻子(小枝理子)
三浦翔平(坂口瞬)
窪田正孝(篠原心也)他


70点





”『BECK』もこうだったらよかったのにね”


クリスマスの夜に一人で観るにはかなりのハードルでした。
夜の予定は空いてるし、直帰するのも何だしと入ってみたものの、劇場内はカップルと女性だらけ。
そりゃ当たり前だ。

それにしても、こんなに女性でいっぱいの劇場初めて観ました。

それもそのはず、シネマトゥデイにもこんな記事がありまして、


”客層の男女比は7対93で女性が圧倒的。年齢別では16~19歳が41.4パーセント、 20代が21.1パーセント、 13~15歳が15.9パーセントと若い女性層の圧倒的な支持を集めた。”
シネマトゥデイ』より一部抜粋


少女マンガ原作だし、当然の結果ですね。
それにしても圧倒的だ。

客入れ時から皆なんだかテンション高くて、なんだか楽しそう。
うう、この疎外感、失敗したかも。
正直帰って『燃えよドラゴン』が観たい。
身体は心の底からカンフーを欲している。

映画が始まってもしばらくはまだそう思ってましたけど、ある人が画面に登場してから映画にぐいぐいでした。

結論から言うと、観て正解でした。


この出会いは正直恥ずかしかった
どうかと思う部分も結構ありますよ。
キャラクターはテレビっぽいし、台詞は漫画からそのまま抜いたようだし。
相武紗季の背伸びしたディーバ感はすごく安っぽいし。

ただ、大原櫻子さん演じる小枝理子が登場してからそんな欠点はどうでもよくなるんです。


大原さん絡みのシーンどれも良い。
テレビ的なキャラクターの中で彼女一人が凄く浮いてるんですよ。
彼女の存在で画面が中和されて凄くいいんです。


素人っぽいんだけど、そここそいいんですよ。
なぜなら、普通の女子高生がデビューする小枝理子の役柄そのものだから。
ここはデカいですよ。

それに、この小枝理子ちゃん歌が上手いって言う設定なんですけど、しっかり劇中で歌ってみせます。
これがめちゃくちゃ上手いんですよ。

中盤の本格的に歌う所まで歌声を聞かせないタメの演出も効いてて凄くいいです。
彼女がちょっと口ずさむだけで、むむ!これはきっと上手いはず!!なんて気持ちに。

しかもそれが、秋が本当に理子ちゃんを好きになるきっかけにもなってるからばっちりで。
彼女が歌いだすとそれだけで映画が圧倒的な説得力を持つんですよ。


この映画は、しっかり歌が歌える女優さんをオーディションで見つけて、その歌を劇中で聞かせてる時点でもう”勝ってるん”です。

主人公が持つ”奇跡の歌声”を聞かせず、しかもそれを何回も繰り返すって言う腰の引けた演出に逃げて、原作ファンと映画ファンの失笑を買った『BECK』なんて映画がありましたけど、やるべきことは正にこれでしょ。
歌を聴かせるってことが何よりの説得力なんだから。



気持ち良さそうに歌うのもまたよろし



劇中歌も亀田誠治プロデュースで耳馴染みが良く、ポップな売れ線ど真ん中な感じが映画とピッタリ。
新人アーティストがいきなりCMのタイアップでデビューなんかもよく聞く流れで、しかもペプシNexのCMってとこ含めて妙に納得。
音楽業界の内幕物としてもそれなりに良く出来てるのでは。

ただ、”演奏差し替え問題”の設定が投げっぱなしなのが気になる所。
Mush&co.のメンバーは納得したんですかね。
最後のライブはなかなか爽快だっただけにそこが気がかり。

序盤の秋と理子の出会いはいいとして、そこから初デート後までが急展開過ぎるのも気になるところ。
急に抱きしめて「私が守ってあげる」は、理子ちゃんが完全に頭のおかしい重い女になってますよ。

ただただ、この映画のラストがいいんですよ。
いくらでもベタベタギトギトな演出にも出来たと思うんですけど、凄く品があっていい。
ラストショットからのエンドロールの流れの切れ味も良くて。



いかにも”大型新人”っぽいデビューで


観る前の期待値からの挙げ幅が大きかったんで少し甘めかもしれないですけど、なかなかの掘り出しものでした。
面白かったです。

すごく良心的で、誠実に作られた作品だと思います。


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