2015年3月30日月曜日

イントゥ・ザ・ウッズ


Into The Woods
2014/米 上映時間125分
監督:ロブ・マーシャル
脚本:ジェームズ・ラバイン
製作:ジョン・デルーカ
ロブ・マーシャル 他
音楽:スティーヴン・ソンドハイム
撮影:ディオン・ビーブ
編集:ワイアット・スミス

キャスト:メリル・ストリープ
エミリー・ブラント
アナ・ケンドリック
クリス・パイン 他

50点





”その志は高し”





最寄りのTOHOで封切り日に鑑賞。
メインスクリーンでの上映、ほぼ満席。
言わばディズニーオールスター興行、その分かりやすいポップさに集まったのでしょう、客層はまんべんなく、少しカップルが多いような雰囲気。皆楽しそう。

そんな雰囲気が、終わる頃には皆苦笑い。
皆の心の声を代弁するならばこう言ったところでしょう。

「思ってたのと違う」

帰りの電車でカップルがこう話してました。
「なんか暗い終りだったね」
心中お察しします。


今作のテーマはずばり”物語論”
その誕生から物語を伝えることに情熱を燃やしているディズニーが今作に挑んだその志は間違いなく素晴らしいことだと思います。
ただ、出来上がったものはその志とは別に、ただただ下手、無惨、残念…。

ただ何度でも強調したい。
この作品に挑戦したその志は大変に素晴らしい…!!

2015年3月25日水曜日

ドラえもん のび太の宇宙英雄記


ドラえもん のび太の宇宙英雄記
2015/日本 上映時間101分
監督:大杉宣弘
脚本:清水東
キャラクターデザイン:丸山宏一
美術監督:皆谷透
編集:小島俊彦
音楽:沢田完

キャスト:水田わさび
大原めぐみ
かかずゆみ
木村昴
関智一 他

60点






”マネはいいけどちゃんとやろう”





今年自分に課してる自分ルールで鑑賞。
観てみたらこれが諸に『ギャラクシー・クエスト』で『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で驚いた。

その意味では楽しめました。が、やるならちゃんとやろう。

2015年3月21日土曜日

アメリカン・スナイパー


American Sniper
2015/米 上映時間132分
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ジェイソン・ホール
製作:クリント・イーストウッド
ロバート・ロレンツ 他
撮影:トム・スターン
編集:ジョエル・コックス
ゲイリー・D・ローチ
原作:クリス・カイル「ネイビー・シールズ 最強の狙撃手」

キャスト:ブラッドリー・クーパー
シエナ・ミラー 他


90点






”死んだ英雄に口無し”





本国で特大ヒット。日本でも興収二週連続1位のヒット。
今でも客入りは上々の様子。
思うに、この作品のテーマ以上に、予告の引きが相当強かったことが大きな理由だと思うんですが、いずれにせよこう言った硬派な映画にお客さんが入るのは嬉しいこと。

本国では大論争が巻き起こってました。
議論を生むタイプの映画であることは間違いないのですが、それを一旦置いておいても傑作であることには違い無し。

2015年3月20日金曜日

はじまりのうた


Begin Again
2014/米 上映時間104分
監督・脚本:ジョン・カーニー
製作:アンソニー・ブレグマン
トビン・アームブラスト 他
製作総指揮:ナイジェル・シンクレア
ガイ・トースト 他
撮影:ヤーロン・オーバック
編集:アンドリュー・マーカス
音楽:グレッグ・アレクサンダー

キャスト:キーラ・ナイトレイ
マーク・ラファロ
ヘイリー・スタインフェイン 他

92点






”歌の力で景色が輝き出す”





新宿ピカデリーにて鑑賞。
何気ない気持ちで観に行ったらこれが素晴らしく力の抜けた、それでいて秘めたるパワーは物凄い映画。
大仰な演出は無しに、何気ない歌の力をストレートに感じられるフランクな映画。

サントラ必携必聴。

2015年3月16日月曜日

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ


Fifty Shades of Grey
2015/米 上映時間125分 R15+
監督:サム・テイラー=ジョンソン
脚本:ケリー・マーセル
製作:マイケル・デ・ルーカ
ダナ・ブルネッティ 他
音楽:ダニー・エルフマン
撮影:シーマス・マクガーヴィー

キャスト:ダコタ・ジョンソン
ジェイミー・ドーナン 他


9点








”何その浅薄なSM感”





元々の原作が『トワイライト』のファンメイドの二次創作。
ほぼ際物みたいなものなので、この”マミーポルノ”等と言われてる今作にわざわざ物言いするのは無粋なのかもしれませんが、これは駄目。これ本当に駄目。

2015年3月14日土曜日

プリデスティネーション


Predestination
2014/豪 上映時間97分
監督・脚本:マイケル・スピエリッグ
ピーター・スピエリッグ
製作:パディ・マクドナルド
ティム・マクガハン 他
製作総指揮:ゲイリー・ハミルトン
音楽:ピーター・スピエリッグ
撮影:ベン・ノット
原作:ロバート・A・ハインライン「輪廻の蛇」

キャスト:イーサン・ホーク
サラ・スヌーク 他


80点







”回る回るよ、時代は回る”




80点満点の80点。
ジャンル映画としては申し分なし…!!
観賞後にあれこれ考えると、あそこがここに、ここがあそこにとパチパチパズルがハマっていくような感覚がとても気持ちいい。

ただ、なんて病んだ話なんだ…。


ネタバレが危険な映画になってます。
一切の情報を入れずに観た方が間違いありませんのでご注意を…!!

2015年3月11日水曜日

シェフ 三ツ星フードトラック始めました


Chef
2014/米 上映時間115分 PG12
監督・脚本:ジョン・ファブロー
製作:ジョン・ファブロー
セルゲイ・ベスパロフ
撮影:クレイマー・モーゲンソー
編集:ロバート・レイトン
音楽監修:マシュー・スクレイヤー

キャスト:ジョン・ファブロー
ソフィア・ベルガラ
ジョン・レグイザモ
スカーレット・ヨハンソン
ダスティン・ホフマン 他

86点







”我々はアイアンマンは作れないが、美味しい料理なら作れる!!”






海外予告での宣伝文句、”フードポルノ”の名に偽り無し。
観る時間によっては行き場の無い食欲に身悶えすることでしょう。
実に危険な映画です。

出てくる料理は全て美味しそう。
作ってる過程も美味しそう。

監督のジョン・ファブローがアイアンマンを蹴って、本当に撮りたかった今作。
我々はアイアンマンを作ることは出来ないが、己のクリエイティビティを駆使すれば、美味しい料理は作ることが出来る…!!
この作品が持つメッセージとは別の角度で物凄くポジティブなものを受け取り、とても元気が湧いて来ました。

このメッセージ、あながち間違いではない気がする

2015年3月7日土曜日

幕が上がる


幕が上がる
2015/日本 上映時間119分
監督:本広克行
脚本:喜安浩平
製作:片山玲子
守屋圭一郎
音楽:菅野祐悟
撮影:佐光朗
原作:平田オリザ「幕が上がる:

キャスト:百田夏菜子
玉井詩織
高城れに
有安杏果
佐々木彩夏

90点






”宇宙の涯てには行けないけど、その切符は持ってる”






確か去年のこと。
劇場で掛かっていた上映前の予告編にこの作品も入ってまして、へぇーももクロも映画撮るんだと、ぼんやり眺めていると、そこに監督本広克行の文字が。
ゲッ!!
何となく興味持ったのに明らかな地雷じゃないかと、観る前から失礼な態度を取っていたんですが、これがいざ観ると全力で力を込めて頭がめり込むぐらい土下座。
一度鑑賞してその魅力にやられ、原作を読み、2度目の鑑賞にも行きました。

本当にすみませんでした…!!
アイドル映画の殻を破った全うな青春映画の良作。
作品の出来以上に、個人的に凄く大切な一本になってしまいました。

因に私はモノノフではありません。

2015年3月5日木曜日

テラスハウス クロージング・ドア


テラスハウス クロージング・ドア
2015/日本 上映時間128分
監督:前田真人
プロデューサー:太田大
松本彩夏
テーマ曲:テイラー・スウィフト

キャスト:菅谷哲也
小田部仁
吉野圭祐
島袋聖南
松川祐依子
和泉真弥


0点









”彼等は映画のプロではないが、バラエティのプロではある”






何故観に行ったのかはこちらに詳しく記してあるので、よろしければご参照下さい。

日本中の映画ファンから失笑と溜め息が漏れた人気バラエティ番組の映画化。
自分で言い出したんだ。それでも観に行くしか無い。
今劇場ではイーストウッドの新作『アメリカン・スナイパー』に、山下監督の新作『味園ユニバース』が掛かってるんですよ。
何でこんな…と言った所で自分で言い出したんだ自業自得。

初めから貶すつもりで観に行ったつもりは毛頭ございません。
映画監督の松江哲明さん、評論家のモルモット吉田さんなんかの好意的な声を聞いていたりして、観る直前になって少し気持ちが上向いていたりもしました。

で、観た結果、悔しいかな割と楽しめてしまった。

2015年3月3日火曜日

”週間興収1位になった映画は必ず観に行く”自分ルール





ー 壁の向こう側に行きたい


例年沢山の映画を観ていますが、それでも限られた時間とお金の中。観る映画も自然と限られてくるもの。
あれも観たい、これも観たい。
理想は劇場で掛かっている映画を全て観ることですが、そんなことが出来る人は恐らく存在しないでしょう。

となると、私の場合、平日は帰りに近場のシネコン。休日は足を伸ばして都内の単館系を攻める。というスケジュールになっていき、自然と自分の観たい映画を中心に作品を観ていくことになります。

”自分の観たい映画を観る”なんて当たり前のことに間違いないのですが、同時にそれは自分の映画趣味の中での安全な冒険になってしまう。つまり、外界と壁を作っていることに他ならないのです。

何を大げさなと思われているかと思います。
自分でも何を言い出しているのか分かりません。


ノーマークだった作品を口コミで評判を聞き観に行くことは多々あります。
しかし、ここで私が言いたいのは、完全なる壁の向こう。
要するに、普段では勧められても絶対観ない様な作品のこと。


壁の向こう側に行きたい。

そう思った私は今年の頭、あるルールを己に課すことにしました。

それは、”週間興収1位になった映画は必ず観に行く”というもの。
前述の通り片っ端から観ることは出来ない。
他の人の評判を元にすると、それはもう色が付いてしまった基準。そこに引っ張られる恐れがある。
ならば、完全なる第三者の基準、”興行収入”を基準にしようではないか。

と言う訳で今年一年、その週興収1位になった作品は好き嫌いに関わらず観に行くことにしました。

これは後付けの理由ですが、一年間全ての興収1位作品を観れば、今の日本における映画の状況、そのぼんやりとした輪郭を掴めるのではとも思っています。

なぜそんなくだらないことをやるのかと聞かれたならば、それはそこそこ楽しそうだったからとしか答えられないのですが、始めてみたところ、毎週のランキングをドキドキしながらチェックすることで、少なくとも日常にちょっとした張りみたいなものが生まれたことも確かです。


期待することは、冒険の中で思わぬ掘り出し物に出会うこと。
幾多の困難も待ち構えているでしょう。
先々の公開スケジュールを眺めるとモンスターがうようよ確認出来ます。
ただ負けない。
なぜなら、掘り出しものに出会ったときの喜びは何物にも代え難いことを知っているから。


今年の頭に立てたこのルール。
『ベイマックス』の6週連続興収1位ですっかり忘れていまして。
先々週の『テラスハウス クロージング・ドア』でハッと思い出した次第。
間違いなく絶対に観に行かないであろう作品。
早速壁の向こう側に行けた感あります。

と言う訳で、随時このページで1位作品のリストを更新していきたいと思います。
以下、今年の1位作品一覧。ランキングは映画.comに準拠しています。



2015年日本国内映画興行収入1位作品

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...