2015年11月28日土曜日

ラスト・ナイツ


Last Knights
2015/米 上映時間115分 PG-12
監督:紀里谷和明
脚本:マイケル・コニーベス
ドブ・サスマン
製作:ルーシー・キム
紀里谷和明
製作総指揮:ケイト・ホン
アンドリュー・マン 他
撮影:アントニオ・リエストラ
美術:リッキー・エアーズ 

キャスト:クライブ・オーウェン
モーガン・フリーマン
クリフ・カーティス 他

40点




”紀里谷フィルターを装着すべし”





最寄りのTOHOシネマズにて、久々に貸切の状態で鑑賞。

観ていて率直に思ったのは、過去2作と比べて段違いに怨念がこもっているなということ。
それはつまり強烈な自己愛とイコールなのですが、とにかく、特殊な見方をすれば大変に楽しめる作品だと思います。
うん、この言葉に嘘はない。


2015年11月21日土曜日

恋人たち


恋人たち
2015/日本 上映時間140分 PG12
監督・原作・脚本:橋口亮輔
製作:井田寛
上野廣幸
企画:深田誠剛
撮影:上野彰吾
音楽:明星

キャスト:篠原篤
成嶋瞳子
池田良
光石研 他

100点





”それでも、生きてかなきゃ”





テアトル新宿にて初日に鑑賞。
観た直後の熱にうなされた状態で、今年ベストだと感じ、しばらく経ってそれを確信。

2015年11月19日木曜日

俺物語!!


俺物語!!
2015/日本 上映時間105分
監督:河合勇人
脚本:野木亜紀子
企画:佐藤貴博
撮影:足立真仁
編集:瀧田隆一
音楽:岩﨑太整
原作:「俺物語!!」河原和音
アルコ

キャスト:鈴木亮平
永野芽郁
坂口健太郎 他

75点




”早く付き合っちゃえよ”


最寄りのTOHOシネマズにて鑑賞。
和製クリスチャン・ベイル"変態仮面”鈴木亮平はもちろん、永野芽郁さん、なになに16歳…!?
やめてよ…困るからやめてよ…(何が?)。


2015年11月13日金曜日

WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT


WE ARE Perfume
2015/日本 上映時間120分
監督:佐渡岳利
音楽:中田ヤスタカ
主題歌:Perfume
ナレーション:近藤春菜

キャスト:西脇綾香
樫野有香
大本彩乃


85点





”どプロじゃん”






ガッツリPerfumeを追っかけていたのがGAME Tourから「ワンルーム・ディスコ」までぐらいで、そこからパタリと聴かなくなってしまったので、久々に今作で"今のPerfume"に触れてびっくり。

え!?Perfume、いま、こんなことになってるの!?
それは、海外で人気、だとかそんなビッグなことはもちろんとして、3人のプロフェッショナルさにビックリ仰天。

確かに昔からそうでした。
でも、もうどプロじゃん。

2015年11月8日日曜日

『わたしの名前は…』で印象的だったシーンの話




アニエス・ベー初監督作『わたしの名前は…』を観てきた。

楽しく観たのだけど、特に印象的だったシーンが、家出娘のセリーヌに共に旅するダグラス・ゴードン演じるトラック運転手が、国道沿い(フランスでもこう言うのかな)のショッピングモールでセリーヌに頼まれた服を買い、彼女がそれを喜んで着るシーン。


アニエス・ベーと言えば超有名ファッション・デザイナー。
そんな彼女が、スーパーで売られてる安い服を買い与えられ、喜ぶ少女を撮る。
間違いなくここには意図があるわけで、それを自分なりの解釈で捉えるならば、服が持つ物語性ではないのか。

有名ブランドだからだとか、高いからだとか、そんな即物的なことではなくて、その服を通してどんな気持ちになって、どんな思いで着るのか。
例えば、両親から譲り受けたものならば、そこには歴史(=物語)が刻まれてるし、恋人から貰ったものならば、そこには気持ちが込められている。

私は割と手間のかかる服が好きなので、例えば、一日の終わりに脱いでブラッシングしてる時は、まるで猫を撫でているような感じと言っていいかも。そこには間違いなく愛着があります。


どんなに安い服でも、劇中のセリーヌにとっては、どんな高価なドレスより輝いて見えたことでしょう。


とりたてて”ファッション”に関する映画では全くないのだけど、劇中において、”服を着ること”に、こういった意味を与える。
そのことに、映画監督としては元より、ファッションデザイナーとしての真摯さを感じました。



2015年11月7日土曜日

ヴィジット


The Visit
2015/米 上映時間94分
監督・脚本:M・ナイト・シャマラン
製作:M・ナイト・シャマラン
ジェイソン・ブラム 他
製作総指揮:スティーブン・シュナイダー
アシュウィン・ラジャン
撮影:マリス・アルベルチ
美術:ナーマン・マーシャル
編集:ルーク・シアオキ

キャスト:キャスリーン・ハーン
ディアナ・デュナガン
ピーター・マクロビー 他

80点





”怪奇ババアものの新たな傑作”





TOHOシネマズ新宿にて鑑賞。

あー怖かった面白かった。
”怪奇ババアもの”の新たな傑作でした。

2015年11月4日水曜日

GONIN サーガ


GONIN サーガ
2015/日本 上映時間129分 PG12
監督・脚本:石井隆
エグゼプティブ・プロデューサー:井上伸一郎
プロデューサー:二宮直彦
阿知波孝
撮影:佐々木原保志
山本圭昭
音楽:安川午朗

キャスト:東出昌大
桐谷健太
土屋アンナ
江本祐 他

88点





”雨と、銃と、男と、女と、根津堪八”





角川シネマ新宿にて鑑賞。
気になる所は確かにある。
そもそも『GONIN』はあの時代の空気、あの当時の俳優達の熱演を、石井隆監督の手腕で見事にまとめあげた唯一無二の一本。

しかし、『GONIN サーガ』、予想を遥かに越えて良かったです。
雨と、銃と、男と女と、根津堪八。
あのクライマックスの前に、もう何もいらない。

ネタバレ含みますので注意!!
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