12%の計画
"I have part of a plan"
2018年3月7日水曜日
強い風
四季のうち
ちょうどいい時期は一年のうち二週間
春はだいたいふた月
秋もだいたいふた月
雨の日と曇りの日と風の日を抜くと
だいたいひと月
体調が悪くない日を取り出すと
だいたい二週間
今日も風が強い
どこにいても風が当たる
ビヨンセかよ
2018年1月29日月曜日
適切な声量の思いやり
今日、道を歩いていた時。
コートに入ってるiPhoneを取り出して音楽をいじってると、ヒールのカッカッという高い音が勢いよく迫ってくるのをぼんやり感じ、気がついたら目線の端に女性が立っていて、何やら口が動いて話しかけてきている。
手には手袋の片割れが握られていて、さっきコートに手を突っ込んで出した時に落とした私のものらしい。
落としたことに気がつかなかったのとふいに話しかけられふいに人の暖かさに触れたのとイヤホンで外界をシャットアウトしてたのとで「おーありがとうございますー」と、自分でも少し驚く声量で感謝を言うと女性も一瞬驚いたような顔をし、そのまますたすたと前を行きました。
適切な声量でしっかり感謝を述べるべきだった。人としてイヤホンを外す余裕くらいあって当然だろ。
そんなことをもやもや考えながら、本屋でリバーズ・エッジと山内マリコの文庫とその他本数冊を買い、スタバでぱらぱら流し読みしてる間も頭の片隅、脳の容量でいうと2%くらいにそれがあって、おそらくこれは次にふいの親切に出会った時にスマートな返しをすることが出来るその日まで居座り続けることは、今までの経験から明らかです。
私のような後悔を抱える人のために、その人の後悔が帳消しになるように、明日からがんがん親切にしていこうと思います。
私がんがん手袋拾います。
2018年1月20日土曜日
食欲の世界線
2018年1月19日金曜日
復活2018
ブログを復活させたいと思います。
2016年を最後に更新が止まり、とは言え三日坊主で何でも長続きしない自分が映画を観てなまじ文章を書くということを3年近くやっていたのは、我ながらようやってたわと思いつつ、それでも一旦止まればもうページを開くことすらしなくなるもんで、そこからもう2年近く。2018年。怖。
今日から復活させるこのブログ、映画の感想なんてのはやめて、ストレートにてらいなく毎日の日記のように付けていきたいと思います。
理想は、POPEYEで橋本愛さんが連載してるみたいな、あの感じ。
この映画いいわー、この本めっちゃーいいわー、この服めっちゃかっこよくない?みたいな感じにしたいです。
今年さそり座が12年に一度にビッグイヤーらしいんです。
去年宇多田ヒカルのNEWアルバム発売と国内ツアーが発表されたり今年に向けての伏線がすでに張られてたりしてこれマジのヤツだと震えてます。何をしても上手くいくらしいので、少なくとも一年は何か書いていたい。
2016年を最後に更新が止まり、とは言え三日坊主で何でも長続きしない自分が映画を観てなまじ文章を書くということを3年近くやっていたのは、我ながらようやってたわと思いつつ、それでも一旦止まればもうページを開くことすらしなくなるもんで、そこからもう2年近く。2018年。怖。
今日から復活させるこのブログ、映画の感想なんてのはやめて、ストレートにてらいなく毎日の日記のように付けていきたいと思います。
理想は、POPEYEで橋本愛さんが連載してるみたいな、あの感じ。
この映画いいわー、この本めっちゃーいいわー、この服めっちゃかっこよくない?みたいな感じにしたいです。
今年さそり座が12年に一度にビッグイヤーらしいんです。
去年宇多田ヒカルのNEWアルバム発売と国内ツアーが発表されたり今年に向けての伏線がすでに張られてたりしてこれマジのヤツだと震えてます。何をしても上手くいくらしいので、少なくとも一年は何か書いていたい。
これは2017年のベスト10です |
2016年8月8日月曜日
縁側と濡れ縁
最近「縁側がいいね」って話になり、頭に浮かんだ日本映画はやっぱり小津安二郎。
対する成瀬は、濡れ縁。
背筋の伸びた人々を描く小津と、俗っぽく卑近な人々を描いていた成瀬の作家性はこんなところにも表れてる気がして、もし自分がこまししゃくれた中学生ならこれを題材にした自由研究をやりたい。
縁側で思い浮かぶ近々の日本映画は、やっぱり『海街diary』
濡れ縁はあるか…。あった、『味園ユニバース』
小津と成瀬。
是枝裕和と山下敦弘。
うん、この見立てあながち間違いじゃないぞ。
2016年7月20日水曜日
オールタイムベスト100
そういえば、今現在四半世紀生きてることに気がついて、26歳になってしまう前に好きな映画のオールタイムベストでも出すかと思い、出してみました。
100本並べる作業は楽しいもので、選び、落とし、並べる段階でかなり満足してしまったので、生涯ベストワンの『リンダリンダリンダ』を除いて順位はとってつけたようなものです。
こいつらで私は出来ている!!
1.リンダリンダリンダ (05/日) 監督:山下敦弘
2.奇跡 (10/日) 監督:是枝裕和
3.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (14/米) 監督:ジェームズ・ガン
4.グッドフェローズ(90/米)監督:マーティン・スコセッシ
5.ヒート(95/米)監督:マイケル・マン
6.この空の花 長岡花火物語(2012/日)監督:大林宣彦
7.愛のむきだし(09/日)監督:園子温
8.お引越し(93/日)監督:相米慎二
9.エレファント(03/米)監督:ガス・ヴァン・サント
10.ブルード/怒りのメタファー(79/カナダ) 監督:デヴッド・クローネンバーグ
11.時をかける少女(06/日)監督:細田守
12.その街のこども 劇場版(11/日)監督:井上剛
13.インサイド・ヘッド(15/米)監督:ピート・ドクター
14.桐島、部活やめるってよ(12/日)監督:吉田大八
15.かいじゅうたちのいるところ(10/米)監督:スパイク・ジョーンズ
16.M★A★S★H(70/米)監督:ロバート・アルトマン
17.ビッグ・フィッシュ(04/米)監督:ティム・バートン
18.ぼくの叔父さん(58/仏)監督:ジャック・タチ
19.バッド・チューニング(93/米)監督:リチャード・リンクレイター
20.復讐するは我にあり(79/日)監督:今村昌平
21.歩いても歩いても(07/日)監督:是枝裕和
22.CURE(97/日)監督:黒沢清
23.魔女の宅急便(89/日)監督:宮崎駿
24.パリ、テキサス(84/西独・仏)監督:ヴィム・ヴェンダース
25.秋刀魚の味(62/日)監督:小津安二郎
26.ライフ・アクアティック(05/米)監督:ウェス・アンダーソン
27.青春残酷物語(60/日)監督:大島渚
28.こわれゆく女(74/米)監督:ジョン・カサヴェテス
29.トイ・ストーリー(95/米)監督:ジョン・ラセター
30.ライブテープ(09/日)監督:松江哲明
31.スーパーバッド 童貞ウォーズ(07/米)監督:グレッグ・モットーラ
32.間宮兄弟(06/日)監督:森田芳光
33.ゴッドファーザーPartⅡ(74/米)監督:フランシス・フォード・コッポラ
34.櫻の園(90/日)監督:中原俊
35.6才のボクが、大人になるまで(14/米)監督:リチャード・リンクレイター
36.ファイト・クラブ(99/米)監督:デヴィッド・フィンチャー
37.カリフォルニア・ドールズ(82/米)監督:ロバート・アルドリッチ
38.秋立ちぬ(60/日)監督:成瀬巳喜男
39.アルファヴィル(65/仏)監督:ジャン・リュック・ゴダール
40.横道世之介(13/日)監督:沖田修一
41.イースタン・プロミス(07/英・カナダ・米)監督:デヴィッド・クローネンバーグ
42.ブルー・ベルベット(86/米)監督:デヴィッド・リンチ
43.X-MEN ファースト・ジェネレーション(11/米)監督:マシュー・ボーン
44.鬼畜大宴会(97/日)監督:熊切和嘉
45.レイチェルの結婚(09/米)監督:ジョナサン・デミ
46.レザボア・ドッグス(92/米)監督:クエンティン・タランティーノ
47.放浪記(62/日)監督:成瀬巳喜男
48.さらば冬のカモメ(73/米)監督:ハル・アシュビー
49.大人は判ってくれない(60/仏)監督:フランソワ・トリュフォー
50.天然コケッコー(07/日)監督:山下敦弘
51.ちはやふる 下の句(16/日)監督:小泉徳宏
52.アンナと過ごした四日間(09/ポーランド・仏)監督:イエジー・スコリモフスキ
53.コラテラル(04/米)監督:マイケル・マン
54.グレムリン2 新・種・誕・生(90/米)監督:ジョー・ダンテ
55.ドライヴ(11/米)監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
56.ぐるりのこと(08/日)監督:橋口亮輔
57.サウダーヂ(11/日)監督:富田克也
58.ローズマリーの赤ちゃん(69/米)監督:ロマン・ポランスキー
59.エクソシスト3(90/米)監督:ウィリアム・ピーター・ブラッディ
60.シャイニング(80/米)監督:スタンリー・キューブリック
61.華氏451(66/仏)監督:フランソワ・トリュフォー
62.ランゴ(11/米)監督:ゴア・ヴァービンスキー
63.ブレードランナー(82/米)監督:リドリー・スコット
64.劇場版 新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを君に(97/日)監督:庵野秀明
65.仁義なき戦い 代理戦争(73/日)監督:深作欣二
66.吠える犬は噛まない(00/韓)監督:ポン・ジュノ
67.ビフォア・サンライズ(95/米)監督:リチャード・リンクレイター
68.ギャラクシー・クエスト(99/米)監督:ディーン・パリソット
69.レスラー(08/米)監督:ダーレン・アロノフスキー
70.アイアンマン(07/米)監督:ジョン・ファブロー
71.GONIN(95/日)監督:石井隆
72.第三の男(49/英)監督:キャロル・リード
73.ロシュフォールの恋人たち(67/仏)監督:ジャック・ドゥミ
74.アダムス・ファミリー(91/米)監督:バリー・ソネンフェルド
75.にっぽん昆虫記(63/日)監督:今村昌平
76.の・ようなもの(81/日)監督:森田芳光
77.グラン・トリノ(08/米)監督:クリント・イーストウッド
78.E.T(83/米)監督:スティーヴン・スピルバーグ
79.キル・ビル(03/米)監督:クエンティン・タランティーノ
80.燃えよドラゴン(73/米)監督:ブルース・リー、ロバート・クローズ
81.西鶴一代女(52/日)監督:溝口健二
82.ヱヴァンゲリオン 新劇場版:破(09/日)監督:庵野秀明
83.あの頃ペニー・レインと(00/米)監督:キャメロン・クロウ
84.バトル・ロワイアル(00/日)監督:深作欣二
85.インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(14/米)監督:コーエン兄弟
86.バットマン・リターンズ(92/米)監督:ティム・バートン
87.小さな恋のメロディ(71/英)監督:ワリス・フセイン
88.スター・ウォーズ 帝国の逆襲(80/米)監督:アーヴィン・カーシュナー
89.汚れた血(88/仏)監督:レオス・カラックス
90.世界にひとつのプレイブック(12/米)監督:デヴィッド・O・ラッセル
91.バック・トゥ・ザ・フューチャー(85/米)監督:ロバート・ゼメキス
92.ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(07/米)監督:ポール・トーマス・アンダーソン
93.オーディション(99/日)監督:三池崇史
94.杏っ子(58)監督:成瀬巳喜男
95.塔の上のラプンツェル(10/米)監督: バイロン・ハワード、 ネイサン・グレノ
96.パーフェクト・ブルー(98/日)監督:今敏
97.キャリー(76/米)監督:ブライアン・デ・パルマ
98.マッドマックス 怒りのデス・ロード(15/米)監督:ジョージ・ミラー
99.北北西に進路を取れ(59/米)監督:アルフレッド・ヒッチコック
100.フラッシュ・バックメモリーズ3D(13/日)監督:松江哲明
並べると結構発見があって、特別好きな監督は意識して2本までに絞ったけども、無意識にリチャード・リンクレイターが3本も入っていたこと。発見。好きだったんだ。
あと、好きだと思っていた『かいじゅうたちのいるところ』がぐいぐい順位を伸ばしかなりの美味しい位置にいること。好きだったんだ。
2016年3月19日土曜日
マジカル・ガール
『Magical Girl』
2014/西 上映時間127分
監督・脚本:カルロス・ベルムト
撮影:サンティアゴ・ラカハ
編集:エンマ・トゥセル
キャスト:バルバラ・レニー
ルシア・ポシャン
ホセ・サクリスタン
ルイス・ベルメホ
イスラエル・エレハルデ 他
85点
”ファムファタールは魔法少女”
ヒューマントラストシネマ有楽町にて鑑賞。
都内では二館のみの公開規模で、平日の昼間からかなりの客入り。
悪意満載ドス黒暗黒で大変素晴らしい。
脚本が肝の映画なので、以下ネタバレ注意!!
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