2015年11月13日金曜日

WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT


WE ARE Perfume
2015/日本 上映時間120分
監督:佐渡岳利
音楽:中田ヤスタカ
主題歌:Perfume
ナレーション:近藤春菜

キャスト:西脇綾香
樫野有香
大本彩乃


85点





”どプロじゃん”






ガッツリPerfumeを追っかけていたのがGAME Tourから「ワンルーム・ディスコ」までぐらいで、そこからパタリと聴かなくなってしまったので、久々に今作で"今のPerfume"に触れてびっくり。

え!?Perfume、いま、こんなことになってるの!?
それは、海外で人気、だとかそんなビッグなことはもちろんとして、3人のプロフェッショナルさにビックリ仰天。

確かに昔からそうでした。
でも、もうどプロじゃん。






一番びっくりしたのが、振り付けのMIKIKO先生と3人との対等な関係。
いや、確かに昔から3人ははっきり意見していたし、MIKIKO先生も3人に率直な意見を言っていました。そういう意味では昔からすごく成熟した関係だったと思います。

今作で感じたのは、もうMIKIKO先生が3人を信頼しきっていて、3人の意思を尊重していること。
恒例のライブ後のダメ出し会でも、先生側からの辛辣な意見は皆無。3人のそれぞれの発言をまとめ、ほぼ3人の意見だけで締める。

MIKIKO先生がいないところでも3人は考えます。
カリフォルニア公演前のファンミーティングの直後も直後。
ずっと考えてたんだけど、とあーちゃんが切り出し、そこからライブの話し合いがスタート。
その場を通りかかったMIKIKO先生にまとまった意見を報告。それをフランクに受け入れる先生。

これまで数々の場数を踏んで来た3人をしっかり信頼しているのだと、その関係に少し涙。

個人的に良かったのが、ライブ序盤、ステージ後ろのディズプレイが故障して映像が流れなかったことを、悔しいかったとライブ後3人に報告する場面。悔し涙を浮かべているMIKIKO先生に、悔しかったけど、なんだかまた来れる気がすると、なんとも頼もしいことを言ってくれるあーちゃん。
なんだよもう立派にチームを率いてるじゃん。チームPerfumeじゃん。

『We are Perfume』
タイトルが示すのは、3人のことでもあるし、我々ファンを含めたものでもあるのでしょう(そうだったら嬉しい)。
ただ、個人的に今作を観て強く感じたのは、チームPerfumeとしての、"We are Perfume"
いいなー、こういうチーム、いいなー。






あーちゃんの陽性な魅力って、やっぱり海を越えるんだなぁと、そんなことにも嬉しくなったり。

どんなに洗練されても、積極的に応援したくなるアイドル的なチャーミングさを兼ね備えているPerfume。
もう最強じゃないか。






<あらすじ>
日本はもとより海外でも人気を誇るテクノポップユニット「Perfume」の初のドキュメンタリー映画。あ~ちゃん(西脇綾香)、かしゆか(樫野有香)、のっち(大本彩乃)の女性3人組として2000年に広島で結成されたPerfumeは、新感覚の楽曲と洗練されたダンス、最新テクノロジーを駆使したライブパフォーマンスなどで、その人気は海外にも広まっている。結成15周年、メジャーデビュー10周年となったアニバーサリーイヤーに行った海外ツアー「Perfume WORLD TOUR 3rd」と、米テキサスで行われた音楽や映画、インタラクティブの祭典「SXSW 2015」で披露したステージパフォーマンスなど、海外での活動を中心に、約2カ月間にわたり密着して撮影された映像を中心に構成。そのほか、公演ごとに何時間も行っている通称「ダメ出し」会の様子や、わずかな余暇を楽しむ等身大のメンバーの姿、独占インタビューなども収められている。
映画.comより





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