1988/アメリカ 上映時間93分
監督:ジェリー・クレイマー
コリン・シルヴァ
製作総指揮:マイケル・ジャクソン
フランク・ディレオ
原案:マイケル・ジャクソン
キャスト:マイケル・ジャクソン
ジョー・ペシ
ショーン・レノン
ミック・シャガー
エリザベス・テイラー
マイケルおもてなし課
1988年に公開された、マイケルが主演、製作、原案を務めたミュージカル映画です。
ドリパス企画で、マイケルの命日にあたる6月25日にリバイバル上映され、マイケルファンが劇場に集結するなんてなんだか楽しそうだと、ユナイテッドシネマ豊洲に観に行ってきました。
開場と同時に劇場へ。席に着き、入ってくるお客さんを眺めていると、マイコーのTシャツ、ハット、サングラス!!熱狂的マイケルファンがぞろぞろ入場。そして、ファン同士は横の繋がりがあるのか、自分の周りでがやがやと挨拶が始まるではありませんか。圧倒的な寂しさ、と同時に、その熱に、上映前から少し怖くなってしまいました。
そう、私マイケル・ジャクソンに疎いのです。
そんなこんなで場内暗転、アナウンスが入り、上映スタート。沸き起こる拍手。
スタートはマイケルのライブ映像。再び場内から割れんばかりの拍手。『Man in the mirror』
スクリーン上の、マイケル全盛期の圧倒的なパフォーマンスとファン達に圧倒され、場内の異様な雰囲気も相まって、なんと少し涙してしまいました。ただただ圧倒されました。
もう一回言っておきます、マイケルのことほとんど知らないんですよ。でも、こりゃ熱狂的にもなるわ、と納得の映像でした。いやぁ、本当に凄まじかった。
楽しそうなマイケル達
しかし!!!!!!!!!!!!
感動したのも束の間、そこからは坂道を転げ落ちるように、お口あんぐりな映像の連続。
こっからはダイジェストでお送りします。
3人の子供、犬と楽しそうに遊ぶマイケル→犬が走り出し、後を追うマイケル達→洞窟に入る犬、追うマイケル達→洞窟にいたギャングと遭遇するマイケル達、消える犬→捕まる女の子、憤るマイケル、逃げる2人→女の子に銃を突きつけるギャングのボス→絶体絶命のピンチ→マイケル、ロボットにトランスフォーム→めげないギャングのボス→マイケル、宇宙船にトランスフォーム→爆発するギャングのボス、宇宙の彼方へ消えて行くマイケル→マイケルがいなくなって落ち込む3人→道の向こうからマイケル登場、喜ぶ3人、戻ってくる犬→3人をライブへ招待するマイケル→歌うマイケル→終わり
ロボマイケル
どうですか、すごいでしょ。少し端折りましたけど、大体こんな感じです。
このギャング達は、世界中の子供達を麻薬付けにして世界征服を企んでいたらしいです。
こんな説明、劇中に一切ないですからね!!というかそれ以前にお話のていを成してないよ!!圧倒的だ!!マイベストお口ぽかーん映画決定です。
助かってめでたしめでたし
ただ、この映画、嫌いになれないんです。冒頭の『Man in the mirror』しかり、全てが圧倒的なんです。だって、この映画作ってる人、あのキングオブポップ、マイケル・ジャクソンですよ。キングオブポップがまともな映画作る訳ないじゃないですか。圧倒的な”何か”に決まってますよそりゃ。
映画と呼ぶには少々刺激が強いですが、経験として観ておくのもありかと。
『Man in the mirror』は文句無しにオススメですよ。
そして、エンドクレジットではまた、割れんばかりの拍手が起こるのでした。
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