『怒りのデス・ロード』4DXに行ってきました。
公開当初は連日満席。
こりゃ無理だとあきらめ、公開終了。
しかし、私みたいな人が沢山いたのでしょう。
時間を経て再上映。やったね。
本当ならば、私の”理想のシネコン”平和島シネマサンシャインにて鑑賞したかったのですが、距離的&時間的な問題で隣に競艇場がある平和島とは対極に位置する街、ハーバービューを売りにしているユナイテッドシネマ豊洲にて鑑賞。
平和島シネマサンシャインの香ばしさについてはこちらをぜひご参照下さい。
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4DXに行ってみた ~ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー編
場内平日の昼の回にも関わらずほぼ満席。
男女比は半々ぐらいのいい感じの客層。
例のごとくデモムービーで盛り上がる場内。
上映開始。
鳴り響くエンジン音に揺れる座席。
V8!V8!V8!
結果から言うと、
『怒りのデス・ロード』、
4DXの為に生まれたのではないかと思える程に相性は究極的にバッチリ。劇場内は世紀末世界。
公開当初の評判と、現在の再上映の評判を比べると、4DX要素が格段にパワーアップされているようなのですが、これ、
さながらツアー中に試行錯誤を重ね、より良いLIVEにしていくロックバンドの追加公演のようで実に熱い。
4DXの要素フル稼働。全編に気が利いていて、これを初回で再現するのは不可能でしょう。
例えば砂塵が上がるシーンで焚かれるスモーク。
実際にスクリーンから煙が出て来ているようで、3D効果も倍増(体感調べ)
嵐の中の雷、武器将軍がサーチライトを照らしながら迫ってくるシーンで場内もフラッシュが焚かれる演出が素晴らしい。緊張感倍増(体感調べ)
屋外でのシーンで吹く風に爽快感倍増(体感調べ)
イモータン・ジョー様がお恵みになる放水のシーンで天から降り注ぐ水の演出に、水のありがたさ倍増(体感調べ)
チェイスのシーンは言わずもがな。
動く座席でまちがいなくそこは車内。
もう全てが全て最高と言う他ないのですが、その中でも特に印象に残っているのが、ニュークスが悔しさに頭をゴンゴンぶつけるシーンでシートに振動が来て、ああ今自分はウォータンクになってるんだ…と感じられたところ。
ウォータンクに感情移入出来るなんて、他の上映方式では不可能な話。
この一点だけでも観る価値あり。
上映終了後。
なんだか凄過ぎて逆に引く、みたいな感じで場内全員皆幸せそう。
ちなみに私の隣に座っていたご夫婦。
ドゥーフワゴンが登場するシーンで夫婦揃って膝元でささやかに太鼓を叩く仕草。
クライマックスでは奥さんの方が涙を拭いていました。
フュリオサはここにもいた。
これは後々自慢が出来る類いの映画体験でしょう。
なるべく沢山の人に見て頂きたい。
…え!?
再上映10月8日まで!?
なんだいなんだい。
ヴァルハラへの門はいつまでも開いている訳ではないみたい。
今切実に望むのは、『怒りのデス・ロード』常設館のオープン。
そして続編の公開。
・めくるめく、キネマの思ひ出/
マッドマックス 怒りのデス・ロード(IMAX3D/字幕2D/3D)