2015年6月12日金曜日

吹き替えと親近感


久々に吹き替えで洋画を観た。映画館で。
空いている時間がそれしかなかったから、というだけで特別な理由なんて無かったのだけど、これが何ともよかった。
画面に集中出来るし、なにより何だか懐かしい気がする。

親に連れられて、映画館で映画を観るようになった小学生の頃。
まだ映像を観ながら字幕を追える程の集中力が無かったので、観る映画はもっぱら吹き替えのあるド派手なアクション大作。
私の映画の原体験は、地元の最寄りのシネコン、吹き替えの洋画にある。
その頃の記憶。とっくのとうに声優さんが声を当てているなんてことは知ってはいたけども、外国の俳優が自分と同じ言葉を喋っている。何故かそれに凄く親近感を覚え、ああ、この俳優さんも同じ人間なんだと妙に親しみを覚えた、そのおぼろげな感覚を今でも覚えている。

今でも、スター・ウォーズを見返すときは吹き替え。
懐かしさというか、ルークもオビワンも、日本語を喋っていないと違和感のある身体になってしまっているみたい。

そんなことをふと、映画を観ながら考え込んでしまった。
日本語を喋っているジェニファー・ローレンスに、妙に親近感を覚えた。


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